Macな私のパソコン環境<その2>

G3最強化はついに禁断の・・・

040 もうすぐ満4年のG3/350

2003.4.9(水)

1999年6月の購入から4年が経とうとしているPowerMac G3/350である。当然ながら時代遅れのマシンになってしまっているが、買い換え買い足しの計画一切なし。インターネットはADSLの導入で快適、特に不満はないし。強いて言えばOSXはやっぱりちょっと?重い、と言ったところか。

現在の使用メインOSはすっかりOS X でOS 9 から起動することはほとんどなくなった。とは言え、使用しているソフトは昔の遺産を引き継いでほとんどがOS X 下のClassic環境によるものだ。時々具合が悪くなるとOS 9 で再起動することになる。

さて、ご存じのように年明け発売のMacの現行モデルはOS X 完全移行を推進するAppleの政策によってOS 9ブートが不可になってしまった。1機種のみOS 9 ブート可能機種が残されているがこれも6月までだという。こりゃあ、てえへんだ!旧機種の駆け込み需要があったのは想像できるところだ。

と、いうこともあり、このG3/350を末永く使えるように「補強」しなければならないのである。「おいおいまた何か買うつもりか・・」という声が聞こえてきそうだな。そう、ちょこちょこいじっているよりOS 9ブート可能なG4の中古または在庫(あるの?)を買ってきた方がよっぽど賢いと言える。まあそこはしかし、愛着があって長く使い続けたいということでもあるからしょうがない。こうして泥沼にはまっていくのか。

041 まだ入れます

みたいな感じで最近やたら年寄りを保険に入れたがっているコマーシャルが多いが、あれ1口当たりの掛金は安そうだけど年齢により4口から、なんていう風だから結構高いぞ(年寄りだから当然か)。保険会社のホームページ行くと試算できるようになっているから近くの年寄りで試してみよう。

このG3/350の場合も年寄りだ。こいつの場合はサイドドアを開けると「まだ入れます」って自分で言っているんだなこれが。ちなみにこれまで詰め込んできたものをおさらいしてみよう(外付けを除く)。

1:メモリ128MB追加
2:SCSIカード追加
3:内蔵モデム追加(今となっては非常用)
4:テレビFMチューナカード追加(OS 9 起動時のみ使用可)
5:内蔵HD 30GB追加
6:メモリ128MB追加(いただきもの)

そして現在「まだ入れます」と言っている空きスロット等は、PCI拡張スロット×1、メモリスロット×1、内蔵ドライブベイ×2(SCSI HD用×1、光学ドライブ又はZipドライブ用×1)である。
 

空きスロット等の状況

042 危険!夜のネットショッピング

そんなこともあってかなかでか、先日ほろ酔い気分で通販ショップを覗いていると目ざといものを発見。SONNET Crescendo ZIF G4 500MHz 1MBいわゆるCPUアップグレードカード) がキャンペーン特価10名様限り、さらにメモリ256MB1枚プラスして「さんきゅっぱ」とあるではないか!。日頃「こういうのにひっかかるんだな奥様族はぁ..」と見ていたテレビショッピングが自分に降りかかってきたかのごとく「買い物かご」へ・・・。

便利な世の中で、振り込みもモバイルバンキングでちょちょいのちょい。いっちょあがりですわ。

043 開けてびっくり??G4カード

2003.4.10(木)

インターネットで代金を振り込んだ翌日の今日、仕事から帰ると荷物はあっという間に届いていた。すばらしい。「初期不良の申し出は1週間以内」ということだから早速開封して...と行きたいところだがガマンガマン。慎重さを要求される仕事だけに、パッケージと取説だけながめて次の休日までじっくり待つこととしよう。先にオマケのメモリだけでも増設するかとも思ったが、後で不具合が出たとき消去法で原因を特定するのに手間になるからこれもガマン。

なぜ「禁断の・・・」かと言うのはお分かりだろうと思うが、CPUのアップグレードというのはようするに「心臓」をいじることだからそれなりにお金もかかるし、やったはいいが動かなくなったとか、動いたけど周辺機器が死んだとか、場合によってはいろいろ危ない橋を渡ることになるんだわな(それがたのしみ?)。そういったリスクをかかえてまですることか、というと????ということで「禁断の・・・」なわけ。

そして取説を読んでいくうちに、がが〜〜ん! 例えばPCIスロットにそのカードを刺すだけで簡単簡単、と思っていたのは大バカさん。マザーボードから今付いてるCPUをひっこ抜いて差し替えるんだとさ。こりゃてえへんだ!。間違ってピンを一本でも折ってしまえば臨終だ。汗汗・・・。

なぜそんな錯覚を起こしていたかというと、当初手持ちの老兵 PowerMac 6100/66 のCPUアップグレードをもくろんでいたとき「NuBusスロットにカードを刺すだけ」というような記憶があり、このG3/350も同じような感じかと大勘違い。トホホ。

さあてどうしたもんか。
 

あっという間に届いた荷物。残念ながら常任の白い検品係はあっちに行って不在。 256メモリの特典付き 躊躇してこれ以上は開封していないG4アップグレードカード(そんなことでどうする!!)

044 やっぱり先にメモリ増設

2003.4.12(土)

決行の日までパッケージと取説をながめるばかり。ガマンのしすぎは良くないので予想通り、とりあえずやっぱり先に256メモリの動作確認をしておくことにした。
 

「永久保証」って書いてあるけどほんとにそうなの? 奥から64+128+128+256=576MBで全て埋まったメモリスロット ついでに今日出たばかりのOS 10.2.5 アップデータもかまして最新版に

最後の空きメモリスロットといういことで一番手前にあったこともあり、取り付けはあっという間に完了。再起動して不具合もなくめでたしめでたし。後は大一番を控えるのみ。決行日は・・・

つづく


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