●002 ニザダイ（仁座鯛）

標準和名；ニザダイ（スズキ目ニザダイ科ニザダイ属）、別名；サンノジ、地方名；ハゲ、クロハゲ、名古屋の市場ではオサン鯛。

ハゲと呼んでいる地方があることからもおちょぼ口がカワハギに似ている。厚く固い皮に覆われているところもカワハギに似ている（ただしカワハギのように簡単に手では剥けない）。身質は脂が乗ってシマアジや石鯛に似たような感じ。分布は宮城県以南の太平洋側から台湾のあたり。

多少磯臭さがあるが刺身、洗いがおいしい。また、塩焼き、煮付け、唐揚げもおいしいらしい。

いわねこのぶいぶい作業日誌「071 洗い」も参照。

この日入荷したものは体長39cm、重さ1350g。

三枚に卸した状態 頭は飾り付け用に２つ割に	皮を引いて柵取りの状態（写真は２尾分） 上から腹身、背身、腹身、背身 この状態で歩留まり約36％
	「洗い」 ごく薄くスライスして氷水へ 身が縮れ白っぽくなる
「洗い」の商品化（３点盛用トレー使用） 腹身のみ１尾分（２柵）を使用で３パックに 酢味噌を添付	「造り」の商品化（５点盛用トレー使用） １パックにつき半割の頭と背身１柵のみ使用 パートNさん作

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