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| 161,842km この先メーターは進むことができるのか・・・ | 職場の駐車場から見送ることに |
この前の日土曜日、Ｔ店での包丁仕事を終え帰宅途中アクセルを踏むたびにガーともウィーんとも表現しようのない異音がするようになった。室内のオーディオ辺り、すぐ近くから聞こえた。ターボのタービンでも外れかかったか…こりゃ大変だ、夜の７時前だったが車屋さんへ駆け込んだ。
よくある話でその段になるとパタリと症状が収まってしまい、原因不明。恐らくベルトの音ではないかととりあえず絞めておいてもらった。なんだそうだったのかとホッとして帰った。
翌朝、２日続きのＴ店出張出勤途中またしても異音が、そして違和感が。信号で止まった団地の上り坂、発進しても滑ったような感じで前へ進まない、ような感じがした。気のせいかと思いつつ仕事を済ませ、午後事務所へ移動。その途中はっきりとその「滑り」が始まった。
信号で止まって発進するたびに「ま、前へ進まない…」エンジン音は勢いよく吹けあがるが前へ進まない。後続車を気にしつつじっと我慢、すこーしずつ進み出して下り坂で救われて、また滑って滑って、命からがら事務所へたどりついた。ATミッションか、そうなると大事だ。
実はさらに悪い事に半年ほど前から心臓の方もまたヘタリを感じるようになっていた。ちょっと踏み込むとオイルがばんばん燃えるのだ。最近では給油２回に１回オイル補充が続いていた。エンジンリマウントから4年弱6万キロである。
さあ大変だ。運命はいかに。
●帰って来たけれど・・・
2005.11.05（土）約２週間ぶりに帰ってきた。「おかえり」思わず言ってしまった。しかし問題は解決していないのだ。
車屋さんへ運んだはいいけれど、症状の再現性がなく「原因不明」のまま。パソコンもそうだけど、よく電化製品で調子が悪いと修理に持っていくとパタリと直ってしまってらちが明かないのと同じか。こういうのを何の法則という？。
さて、困った。今のところちゃんと動くのは良いが、あの出来事は幻ではないのだから、乗っていたらまたいつかなる。不安をかかえて乗ることになる。ああこまったこまった。
●見積りは
2005.11.09（水）悩んでいても仕方ないので別の車屋さんへ持ち込んで相談してみることにした。ディーラーのでかいところがいいだろう。そうだ、初めてRotaryに乗ることになったあの店だ。
この車に乗る前、今から18年前のこと、友人と訪れてRX-7(FC3S)を試乗させてもらったらコロリと買ってしまった所である。夜道、2速に入れたままシフトアップを忘れて走っていたのを思い出す。初めて乗るRotaryはそれくらい滑らかというか静かだったんだな。結局車検までの３年間乗って今の車になった。バブル末期の話。
おお懐かしい。名古屋高速の下をUターンすると到着した。
症状を話して診てもらったが、ミッションは間違いないだろうということで問題は踏み込むと白煙ばらまき状態のエンジンの方である。これはターボチャージャーがいかんようだ。エンジン本体のハウジングのつなぎ目からもオイルが少し漏れているようだ。ええい、仮にすかっと全部やっつけるとどうなるか見積もりを出してもらった。
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ミッションは3〜40万するのかと思っていたが、幸いリビルト（中古・OH済）品が見つかって、部品代のみで13.4万とこれなら現実味がある。しかしエンジン本体はリビルトしかないが前回のそれよりだいぶ高くなっている。そして一番のネックはターボである。こいつが新品しか見つからなくてエンジン本体に近いお高さなのだ。サービスの人もこのアンバランスな組み合わせではオススメできないとのこと。ということでターボのリビルト品をさらに全国ネットで調べてもらうことにして今日の所は白煙をたいて家に戻ったぞ。